脂肪細胞が作るホルモンの一つに
レプチンというホルモンがあります。
レプチンは脳の視床下部に働きかけて
「お腹がいっぱいになったな~」と感じさせ、
食べ過ぎを防ぐ役割があります。
この働きは有名ですが、
他にも筋肉や肝臓などにも働いて、
インスリンと関係なく血糖を下げる働きがあります。
また、脂肪酸を
細胞の中のミトコンドリアという
エネルギー産生装置に取り込み燃焼させてくれるという働きも。
さらにそれによって細胞の中の脂肪酸が減る、
インスリンの働きを助ける、
という作用もあります。
平たく言うと
食べ過ぎを予防し
糖尿病を予防し、
体についた脂肪を減らしてくれ
ガンや病気を予防してくれる
メタボ予防に大切なホルモンです。
こんな一連の作用で、
糖尿病を予防したり体をやせさせる方向に働きます。
また、血圧を上げる作用や炎症を抑える作用もあります。
炎症を抑えるということは、とどのつまりは
ガンや動脈硬化やアレルギーなどの
全ての病気予防につながります。
平たく言うと
食べ過ぎを予防し
糖尿病を予防し、
体についた脂肪を減らしてくれ
ガンや病気を予防してくれる
メタボや病気予防に大切なホルモンです。
脂肪細胞って脂肪を貯蔵するだけではないのです。
脂肪って奥が深いですね~。
「脳はバカ、腸はかしこい」なんて本がありますが、
体は脳だけが命令するのでもなく、
腸だけが命令するのでもない。
体のどこかが賢くてどこかがバカ、
なんて問題ではなく、
全体として調和して上手く機能するのです。
言われてみれば当たり前ですが・・・。
このレプチンの働きをよくすることは
メタボ解消や病気予防に大切なことでもあります。
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Dr’s Meのコラム
もご覧下さいね。
ですからもう少しレプチンについて知っておきましょう。
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