食欲を抑えてくれる他、
糖尿病を予防したりガンを予防する働きのある
脂肪細胞が作るレプチン。
いくら食べ物に気を付けても、
他の要素で正常なレプチンが
狂ってしまうことがあります。
「夜間摂食症候群」なんて大層な名前が付いていますが、
誤解を恐れず平たく言えば「夜型生活」
健全な若者が、健全な生活をすると
夜中にレプチンが多く出て、満腹感を感じ、
朝から夕方まではレプチンが少なくてお腹が空く、
というレプチンの量に
日内変動がありました。
一方、夜型の生活をすると
全体にややレプチンが少なくていつもお腹が空き気味、
そして、夜中もあまりレプチンが出ずにお腹が空き気味。
レプチンが正常に出ないと
食欲がいっぱいあるので、
次々食べてしまったり、
食べないように我慢するのがストレスになったりします。
こんな生活を長期に続けていくと
どうなるかは火を見るより明らか・・・。
つまりメタボへまっしぐら、というわけです。
最近はそんな若者が増えつつあるかもしれません。
そう言えば、私の大学時代もこれに近かったかも。
夜、よく食べて、コロコロ太っていましたね~。
「仕事で夕食が遅くなる」
「寝る時間も遅い」
そんな方も多いでしょう。
でも、これがやせさせるホルモンの
レプチンを狂わす元なのです。
夜遅い夕食をガツンと食べるのではなく、
夕方にちょっと補食をして、
夜遅くは食べないことが健康の秘訣。
ヒトはあくまで昼行性であることをお忘れ無く。
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医学情報は日進月歩ですので、
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本の詳細や、読んだ方の感想はここにあります。
http://metabo-cyuunenn.sunnyday.jp/e-book/
youtubeチャンネル
Dr’s Meのコラム
もご覧下さいね。
レプチンって何?下記からどうぞ
脂肪が脳に効く レプチンの秘密
レプチンの呪い レプチン抵抗性とは
レプチンの効きを狂わす食べ物
「甘い、おいしい!」とより感じるためにーレプチンと甘み感受性
参考 山梨医大紀要18:7-10:2001