内臓脂肪が作る危険なホルモン類の数々 ~病気になる原因を知る~

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脂肪細胞
様々な体内薬(ホルモンやサイトカイン)を作って
全身や近くに影響を及ぼします

脂肪細胞は肝臓や膵臓などと同じように
全身に影響を及ぼす内分泌器官なのです。

脂肪組織が作る体内薬には
アディポネクチン、
レプチン、
エストロゲン、
MCP-1、
PAI-1
TNF-α、
IL-6、
アンギオテンシノーゲン
レジスチン
ビスファチン
HB-EGF
プログラヌリン
アディプシンなどなどが知られています。

まだ働きがよく解明されていないものもありますし、
これからもまだまだ見つかることでしょう。

今、わかっているものも、
全ての働きがわかっているとは限りません。
(詳細は上級者向け基礎知識編をどうぞ)

さて、アディポネクチンやレプチンは善玉、
MCP-1やPAI-1などは悪玉の因子、なんてよく言いますが
本当はそれぞれ役割があり、
正しく働いていれば善玉でも悪玉でもありません。

でも、肥満によって
内臓や皮下の白色脂肪細胞が大きく膨らんでくると
これらの物質の量が変わってくるのです。
そして、余分なことをしてしまうのです。

細胞が作っているものは
薬としても使われますが、毒にも薬にもなるわけです。
毒でなく薬にするためには・・・
どうすればいいのか。

根本から変えるのが最良ですよね。
つまり、内臓脂肪そのものを減らすこと。

一般的に体重の5%を減らすだけでも
良いサイクルに入るとされています。

内臓脂肪を落とすことで
こうした体内薬の質と量を適正にしましょうね!

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