健康になるための乳製品の選び方4 乳製品のうわさの真実と望ましい製品 ヨーグルトのメリット 

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乳製品に関しては
骨に良い、いや、骨粗鬆症になる。
背が伸びる
メタボに良い、悪い
アレルギーに良い。悪い。
ガンになりにくい、なりやすい
こんな噂がよく流れています。

骨、心臓病、メタボに関してはよい、悪いという両方の報告が混在しています。
つまり、結論が出せない、と言うことです。

心臓や血管に悪い成分は、
全ての乳汁に含まれる乳糖と、
ホルシュタインの乳汁に含まれるカゼインA1だということは研究ではっきりしています。
出来るだけこれらが少ない物を選ぶのがよいでしょう。

また、質の良い乳脂肪はメタボを改善するという報告もありますし、
一般的な低脂肪発酵製品はメタボを減らすという報告もあります。

また、骨に関しても、良いという報告と悪いという報告が両方あります。
ただ、カルシウム摂取量の少なめな日本人の場合は、
同様のアジア人の研究を元にすると、骨によい可能性がやや強いと考えられます。

ガンに関しては、
日本では乳製品を良く摂ると
前立腺ガンが増えることを
国立ガン研究センターが発表しています。

世界的には大腸ガン、乳ガン、前立腺ガンと
関係がある可能性が高いと考えられています。

これは乳汁中にガンを育てやすくする作用があるからです。
ガンが既にある人や、中高年のようにガンが増える年代の人は
控えめが望ましいでしょう。

ホルシュタインの乳汁に含まれるカゼインA1は
アレルギーをひどくする成分ですから、
アレルギーがある人が飲めば、
アレルギーが悪くなる可能性があります。

ところが、発酵した乳製品、つまりヨーグルトなどは
アレルギーを改善する細菌が入っており、
症状が改善する可能性もあります。

ただし、どんなに体に良いものを摂っても、
そもそも小麦のような大悪を食べていたら話になりません.
(アレルギー講座2)

近年話題になることがある「機能性食品」もこれと関係していますが、
悪化するか改善するかは個人差が大きく、
継続的にとり続けてみないとなかなかわかりません。

乳汁そのものには、免疫を向上させる作用もあり、
特に品質の良い乳脂肪はビタミンなどの栄養分がたっぷりです。
山羊の乳製品などは、アトピーや喘息に良いという報告もあります。
ジャージー牛も危険なカゼインが入っていないので、
健康に良い可能性が高いですね。

個人の健康状態・お値段・面倒度などに合わせて
最適なものを選んで下さいね。

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Dr’s Meのコラム 
もご覧下さいね。
健康になるための乳製品の選び方1
健康になるための乳製品健康になるための乳製品の選び方2 家畜の育ちによる品質の違いの選び方
健康になるための乳製品の選び方3 家畜の品種の違い

牛丼屋の牛肉は危険!?

アレルギーを治したい方はこれもどうぞ

花粉症・アトピーさんのためのアレルギー講座1

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コメント

  1. 伊藤 より:

    ヨーグルトも松本さんの講演動画やイーブックで勉強してから、
    ヤギのヨーグルトとか意識するようになり、
    スーパーでも色んな製品を置いているところにはたまにあったりするので、
    これが正しいヨーグルトかと、それまでまったく気づかなかったものも、
    知識が増えることにより、視界にはいってきたりします。

    ヨーグルトは乳製品なので健康に良い悪いと賛否両論あるようなので、
    自分の身体で人体実験して確かめるようにしています。

    松阪牛などの刺しが入ってるものは品質が良くないというのも目からうろこでした。

    刺しが入ってる方が、高級肉だという一般常識だったので、
    これからは正しい判断基準で選んでいこうと思いました。

    卵も黄身が鮮やかなものは新鮮で栄養価が高いと思っていたのですが、
    人工的に作られているケースもあるということで、
    本物と偽物(人工的に作られたもの)を見極めていかないとと
    いろいろ勉強になりました。

    身近にある食物でも正しい知識がないと世間の常識は
    かなり情報操作されていることがわかってきました。

    いろいろ勉強して、健康になっていきたいので、
    ひきつづきいろいろ情報をお待ちしています。