レプチンは
食欲を抑えて
痩せさせてくれるホルモンのはずなのに、
太った人にはレプチンが多いのです。
太った人のレプチンは
脳の視床下部にはあまり効いていません。
（レプチン抵抗性）
いつもいつもギャーギャー怒られていると
怒られ慣れてちっとも気にしなくなる
なあんてことが起きます。
我が息子なんてそうです（苦笑）が、
ヒトの体も同じこと。
脳がいつもいつも
「食べるのを止めろ！」という信号を受けていると、
脳に信号が届かないか、
届いても鈍くなって感じなくなってしまうのです。
さらにレプチンが多すぎると血圧が上がってしまいます。
レプチン本来の「血圧を上げる」という作用は残るのです。
でも大丈夫。
痩せるとレプチンは脳に再び効くようになります。
ただ、これは、回復に時間が多少かかります。
でも、ご心配なく。
その点の解決法もあります！
要は満腹になればいいのです。
ごく単純なことですが、
よく噛むことで満腹感が出てきます。
これは噛むことによって出る
ヒスタミンという別のホルモンの作用ですが、
なんだって利用できるものは利用すれば良いだけです。
噛むことはヒトの遺伝子に刻み込まれている行動とも言えます。
柔らかいものばっかりでなく、
ニンジンのように固いものもいかがでしょうか・
間違いなくレプチン抵抗性だった私も
ちゃんと脱出しましたよ！
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Dr’s Meのコラム
もご覧下さいね。
レプチンって何？下記からどうぞ
脂肪が脳に効く レプチンの秘密
レプチンの効きを狂わす食べ物
レプチンを狂わせる生活 夜間摂食症候群
「甘い、おいしい！」とより感じるためにーレプチンと甘み感受性
メタボ解消のためにすぐに始めるべきことは
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参考 中尾一和:肥満の科学（124回日本医学海シンポ）36-44
