中高年男性の肥満はすでに病気です!

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中年男の肥満は危険だとは聞かれたことがあるでしょう。
それに生活習慣病とか内臓脂肪症候群といった言葉も
ご存じでしょう。
さらに最近は未病」、なんて言葉も耳にします。
未病とは正式な医学用語ではありませんが、
自分では痛くもかゆくもないが、病気の前段階
という感じです。

浴槽からお湯があふれる状態を想像してみて下さい。
お風呂のお湯が、突然あふれることはありません。
浴槽にお湯が徐々にたまっていき、
ギリギリのところにさらにお湯を入れたり、
かなりたまったところにドボンと
入れるからあふれるのです。

お湯があふれている状態が病気が表面化した状態つまり、
痛いかゆいという症状が出た状態で、
まだあふれていない状態が未病や検査だけが異常の状態です。
ある日突然に症状が出ることはあっても、
体の変化はずっと前から続いてきていたのです。

小さな小さなガンが育ち始めているとしましょう。
ガン細胞が育ち始めてから発見されるまでに10年くらいかかる
と言われますが、
その気がつかない10年間は、
お湯が徐々にたまっている状態なのです。
そしてじわじわとあふれる、それがガンです。
あふれているのに気が付いたときが、
ガンが症状が出たときや、診断されたときです

 

一方、お湯がかなりたまった時に
どぶんと体を入れるとお湯があふれる、
それが、脳卒中や心筋梗塞です。
突然なってしまったように見えるけど、
体の変化は何年も前から始まっているのです。
何と20歳代から心臓の血管の動脈硬化は始まっています。

多くの人は痛い・かゆい・しんどいなどの症状が出てから
あわててお医者さんに会いに行こうかな、と思うでしょう。
でも、病気には症状が出る前の段階が必ずあります
この段階で自分でちゃんと気が付いて治してしまえば、
イヤな思いをすることなく、病院に行く必要もなくなります。

そんなの難しそうだなぁ?

でもすることはいたって簡単です。
毎日5km走るとか、
マクドナルドには絶対にいってはいけないとか、
高いサプリメントを飲むとか、
そんな大変なことではありません。
健康も病気も小さなことの積み重ねの結果なのですから。

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