内臓脂肪が作る危険なホルモン類の数々を撃退する可能性のある食物

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他にも内臓脂肪が作るものはまだまだあります。

遊離脂肪酸(FFA:Free Fatty Acid

ホルモンではありませんが、
インスリン抵抗性のもとで、
糖尿病を進める方向に働きます。

内臓脂肪から放出された遊離脂肪酸は
肝臓に流れ、
それを材料に中性脂肪やコレステロールが作られ
血液中に出て行きます。
そして中性脂肪が高くなったり、動脈硬化が進みます。

IL-6(インターロイキン6)
そもそもTcellや単球などの
免疫細胞から出されるサイトカインで、
外敵をやっつけるための武器です。

リウマチのように間違えて自分を攻撃する自己免疫性疾患、
花粉症のようなアレルギー性疾患にも関係しています。

メタボとの関連ではインスリンを効きにくくし、
糖尿病を起こしやすくします。
その一方、
肥満による慢性の軽度の炎症を
抑えている可能性も報告されています。

レジスチン
ヒトでは骨髄や肺に主にあり、
内臓脂肪からも作られます。
脂肪細胞自身や肝臓,骨格筋などに働いて
インスリンの作用を邪魔します。
そして糖尿病を起こしやすくさせます。
でも、まだ詳細は分かっていません。
ザクロ果汁に含まれるのエラグ酸という成分が、
実験ではレジスチンを抑えると報告されています。

他にも
ビスファチン
HBーEGF(ヘパリン結合上皮成長因子様増殖因子)
などなどありますが、
内臓脂肪の働きはまだまだ解明されていません。
これからももっとわかってくることでしょう。

色々研究し、それぞれに対する薬も開発されるでしょうが、
そもそも内臓脂肪という大本営を打ち崩す
「ヒトの遺伝子に沿った生活」には
かなわないでしょうね・・・。

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