レシートで太る!?

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皆さんは週にどのくらい
スーパーやデパートやコンビニなどで
お買い物をされますか?
レシートはいつも受け取っておられますか?

カードを使うときに、
感熱紙にサインすることがありますか?
ツルツルした紙のレシートです。
あれは太る原因になっているかもしれません。

スライド3

感熱紙タイプのレシートには
ビスフェノールAという
ホルモン攪乱物質が含まれています。

この物質は発泡スチロールなど
食品と接する容器にも含まれています。

ホルモン攪乱物質とは、
体内に入ってホルモンの様な働きをして、
体の正常な働きを邪魔する物質なのですが、
ビスフェノールAは
女性ホルモンのエストロゲンに似た働きを
することがわかっています。

特に男女の不妊や胎児異常などに
関わっている可能性が考えられており、
また、血圧が上昇すること、
肥満にもつながる可能性が指摘されています。

動物では乳幼児期に接すると
脳の発達障害を起こしており、
アメリカ、カナダでは、
ほ乳瓶などに使用禁止としています。

日本ではBPAを含むほ乳瓶は
販売していますが、厚労省も危険性を認識しています。

さて、このBPAは
生活にどのくらい密着しているのでしょうか?

スライド4

カナダの研究ではカナダ人の91%のおしっこから
BPAが検出されています。

オシッコから検出されると言うことは、
オシッコに出せるわけで、
体内にそれほど蓄積しない可能性もあるわけですが、
吸収した全てを出しているとは限りませんので、
安心できません。

でも、レシートを食べるわけじゃないし、
あんまり関係ないでしょ~と思いきや、
BPAは結構手の皮膚から吸収されるんですね~。

実は2時間素手でレシートを触ると
尿中からBPAが検出された、
そして、1日経っても尿中のBPAは増加したままだった、という報告があります。
JAMA. 2014 Feb 26;311(8):859-60.

また、わずか5秒間触っただけでも肌に付着し、
特に汗で濡れていたり、
クリームや油物を食べた後で手が脂っこかった場合、
BPAは10倍増加していました。

Environ Sci Technol. 2011 Aug 15;45(16):6761-8

さらにBPAは財布の中でお札にまで遷っています。
お札からもBPAが検出されたのです。

つまり、レシートも財布の中も毒物だらけ。

「36計逃げるに如かず」ではありませんが、
こうした物には出来るだけ触らないのが一番です。

とはいえ、レシートはしばしば必要ですから、
受け取るときは爪の先で受け取って、
財布の中のお札を触るのも最小限にする、
というのが具体的な方法と言うところでしょうか。

レジ係の人は手袋をすると防げる、
という報告もあります。

BPAはレシート以外にも色々な物に含まれています。
出来るだけ何が危険かを知って、
それから遠ざかる、
これが鉄則ですね。

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コメント

  1. 柴田弘子 より:

    以前から気になっていたのですが、レシ-トで太ると教えていただきましたが、私は毎日レジ係のパ-トの仕事をしています。手袋をすれば防げるとありましたが、規則で手袋を使用出来ません。もう20年以上続けており、レシ-トの害を今知り驚いています。クレジットの集計をする時などその触った指をついなめてかぞえておりました。これからはレシ-トの扱いに気をつけねばと感じました。有難うございます。