皆さんのお肌は粉を吹いていませんか？
秋から冬にかけて、肌が乾燥しますよね。
粉を吹いたり、ひび割れたり、痒くなったり。
こうした状態って、単なる乾燥と思って
放っておいてしまうことが多いのですが、
本当は結構問題なのです。
乾燥肌は皮膚の脂分の少ない子供や
やや年配の世代に多いのですが、
体の洗い過ぎや冷暖房の使いすぎといった刺激でも起こります。
放っておくとかゆみが出来て、夜眠れなくなる人もおられます。
皮脂欠乏性湿疹に至ると
ステロイドの外用が必要になることまで！
なんと、60歳以上の90%以上が皮脂欠乏症と言われます。
背中をポリポリかいている人も
もしかしたら皮脂欠乏症かもしれませんよ。
他にもアトピーの人など、ひどいことが多いですよね。
お肌はお肌でできる脂である皮脂の膜で覆われて、
水分が皮膚表面から蒸発するのを防いでいます。
さらにその下にはまた、
角質細胞間脂質が水分を挟み込んでくれていたり、
天然の保湿因子が細胞の中の水分を保ってくれています。
ところが皮脂が欠乏していると
こうしたお肌の仕組みがきちんと働かず、
どんどん水分が蒸発してしまうのです。
だんだんひどくなると皮膚のバリアが壊れて
細菌が体内に侵入しやすくなるのです。
そして、皮膚だけでなく、体内の感染症の元にもなってしまいます。
だから、見た目の問題なのでなく、
健康の問題なのです。
皮膚の保湿は体の中からが大切。
よりよいお肌が出来るかどうかが勝負です。
特に、
ちゃんと脂分を摂っているかどうかなのです。
Omega3系の脂肪酸を摂ると、改善することもあります。
つまり、イワシやアンチョビやニシンなどの魚です。
天然物のサケも結構良いですね！
緑黄色野菜が大切ですが、
それ以上に大切なのは
ケーキやパスタやジュースなどを減らすことです。
さらに、今すぐ治したい！
という場合は純粋なココナッツオイルを塗るのも良い方法です。
皮膚の中の結合組織を強くして皮膚のカサカサを良くしてくれます。
ココナッツオイルの約50%はラウリン酸で、
体内ではこれはモノラウリンに変化して、
抗菌効果や抗ウイルス効果を発揮してくれます。
強力な酸化防止剤であり、
悪玉菌を排除してくれる可能性があるのです。
また、死んだ皮膚細胞を優しく剥いで、お肌をなめらかにします。
ココナッツオイルを食べると、
お肌の老化を防ぐというアンチエイジングにもなりますので、
塗るだけでなく食生活にも取り入れると良いですね。
それと
石鹸の使い過ぎや熱いお風呂や抗菌グッズバリアを壊すので要注意です。
乾燥しているけどまぁいいや、と放っておくと
年配の多くの方のように
なんだか痒くて困るよ、
なんてことになりますので、
その前に充分お手入れしておきましょう。
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