今日は呆けを予防する方法の一つです。
毎年、介護を要する人が増えていると報告されています。
2013年の全国の統計では
要支援から要介護５までの合計数が、570万人あまりです。
2013年の65歳以上の人口が3186万人でその18%程度です。
実際に施設を利用した人は89万人、
家で介護を受けている人は353万人、との統計もあります。
要するに、大多数の人が家で生活しているわけです。
認知症とはこんな病気です
と言うわけで、家族に迷惑をかけたくない、
と考えるご年配の方が増えています。
呆けを防ぐにはいくつかポイントがあります。
頭を使うこと、体を使うこと、食べ物を使うこと。
普段から質の良い生活をしていれば
ぼけることはありません。
かといって、面倒な努力をして呆けを予防するのも嫌だ、
という場合もあるでしょう。
こんな中、
ご両親やご兄弟に伝えたい、
手っ取り早く呆けを防止する方法の一つを紹介します。
呆けとは物覚えが悪くなっている状態とも言えます。
もちろん、物忘れが呆けと同じでは無いのですが、
物覚えのいい呆けもあり得ません。
というわけで物覚えが良くなる可能性のある油の話です。
油を食べると小腸から
オレイルエタノールアミンという油の一種が出てくるのですが、
この物質をラットに与えた実験があるのです。
これはカルフォルニアの研究ですが、
この油の一種を投与されたラットは
嫌な出来事から逃げるのがうまくなったり、
迷路を走り抜けるのがはやくなったりしたのです。
つまり物覚えが良くなったのです。
この油の一種をじゃまする薬を使うと、
物覚えが悪くなって、
お利口さんで無くなることもわかりました。
実はオリーブオイルには
この油の一種のオレイルエタノールアミンが多いのです。
オリーブオイルですぐに記憶力が抜群に良くなるかどうかは、
大規模なヒトの実験の結果が欲しいところですが、
まずはすごーい努力がいるわけでなし。
我が家ではサラダはオリーブオイルとレモン汁と塩こしょうで
単純な味付けですが、美味しいですよ。
みなさんも今日の食卓から試してみてもいのでは？
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