若さと健康を保つには
ただ体重を落とすのでは意味がありません。
筋肉が減っては太りやすくなるし
病気になりやすくなるからです。
メタボだって、骨粗鬆症だって、ガンだって、ケガだって、
筋力が少ない方がなりやすいのです。
というわけで、減量するにしても
若さを保ち健康に過ごすにしても
筋力はとても重要です。
ところが、放っておいては
筋肉の量や筋力は残念ながら落ちてしまいます。
年齢と筋肉量の変化については、
40歳から年に0.5%ずつ減少し、
65歳以降には減少率が増大され、
最終的に80歳までに30%から40%低下すると考えられています。(*1)
それに対して加齢による筋力の変化は
筋肉量の変化より遅れて50歳まで維持され
50歳から70歳では10年間に
15%ずつ減少するといわれています(*2)
これに対抗するには
筋トレするしか無いわけですが、
その前に
皆さんは自分の筋力が
どのくらいかご存知ですか?
知らないな~という人、
すぐにやってみましょう。
腕立て伏せです。
でも、やり方は厳密に。
両手と片膝を着いて、
四つんばいになります。
手を肩幅の1.5倍強開いて、
腕を伸ばします。
両足を後ろに下げて
つま先を床に着き、
足から方までを真っ直ぐに伸ばします。
手は胸の位置に。
肘は90度曲げます。
動作中、体は一直線に。
胸が床に触れるまで下げること。
3秒で体を下げて、
3秒で上げること。
何回できたか、数えて下さい。
さあ、早速やってみましょう。
できた回数が8回以上 筋力がある
できた回数が3~7回 基本レベル
できた回数が0~3回 筋力がやや弱め
(評価は男性向けかもしれません。)
私ですか?
3年前は2回しか出来ませんでした。
今は5回。
でも、息がハァハァです。
なお、
これを読んでも何もしなかった人。
それは「筋力ゼロ」かもしれません。。。。
「後でやろう」はバカ野郎ですよ。
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引用文献:
*1 Leeuwenburgh C : Role of apoptosis in sarcopenia. J Gerontol 58:1002-1008,2003.
*2 Rodgers MA, et al: Changes in skeletal muscle with aging: effects of exercise training. Exerc Sports Sci Rev 21:65-102,1993.