10.それぞれに合った方法が大切-1人で実行すると上手くいかないのに専門家に助言してもらうと上手くいくのはなぜ?

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今回は、実践会に参加され、
対称的な助言をさせて頂いたお二人を紹介します。

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1人は40歳代の女性。
色々なことをのんびりゆっくり実行し、
参加半年後にお肌がツルツルになっているのを
エステサロンで指摘され、とても嬉しかったとのこと。

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もう1人は50歳代の医学部教授。
正確には実践会に「参加」されたとは言えませんが
たった2つのことをガツンと実行し、
6-7年来の喘息が全快。

両者に共通する
腸粘膜バリアの破壊」を
どう改善するか。

対称的な助言をさせて頂いたこのお二人、
食事・生活療法は「十人十色」の典型例です。

なお、腸粘膜バリアの破壊についての詳細は
アレルギー講座3をどうぞ。

大好きなものは一度に止めると反動が来る

41歳のこの女性は、
やせ形の方で、
この2年弱、いつもお腹の調子が悪く、
すぐに下痢をすると悩まれていました。

同世代のご主人も体調がいまひとつで、
会社の人に
顔色が悪いと言われていたそうです。

他にも花粉症、月経痛など色々・・・。

016   040 写真はイメージです

 

症状からは
奥様は典型的な腸粘膜バリアの破壊があると診断し、
まずは小麦製品を減らしてみたら、
と無料相談でお話ししました。

後日お聞きしたのですが、
この頃は麺類にパンに、小麦製品が大好きだそうで、
一日2回以上食べておられたのだそうです。

さて、無料相談から1ヶ月後頃、
  「ちょっと小麦を減らしたら夫婦共に調子が少し良くなった。
だから全面的に減らそうとして精神的に苦痛になった。
でも、もっと体調が良くなりたい!」
ということで、ご連絡があり、
実践プログラムに参加されました。

プログラムに参加後に、
食生活の詳細をお聞きすると
小麦製品だけでなく、かなり内容が悪い。
・腸内にカビも生えていそうだ・・・。
・アルコール分解酵素(アセトアルデヒド脱水酵素)は多くない。
・小麦以外の問題も色々ある。
・早急に絶対に良くするぞ! というほどの強い意欲はない

等々で、ゆるゆるした方が良さそうだ。
と判断しました。

そこで、
基本的な体の仕組み、
色々な食品の作用、
調味料などの細かい話なども頭に入れて頂き、
しかもお近くにお住いの方だったので、
アメリカで手に入るよい食品の選び方、
アメリカの食品表示の見方、
大好きなものの代わりになるものなどを色々紹介。
それらを増やして頂くようにお話ししました。

我慢はよくない

参加後3ヶ月くらいして
食事状況などをお聞きするとこんなお答えでした。
「平日はかなりDNA Diet(遺伝子に沿った食事)に沿っているが
土日はどかんと麺類など小麦製品を食べることが多く、
全体的には調子がいいけど、
土日は夫婦で調子が悪くなるから
小麦以外に原因は考えられない。
でも便利だし、夫婦で好きだから止められない。」

私はこういう方に、あえて、
「絶対に小麦をすぐに止めてください」とは言いません。

「楽しみながら食事をより良く変えていく」こと
を重視しないと続きませんから。

同時に「食べたら悪くなる」ということを実感してもらいながら、
体によいものを好むように考えが変わるように

さらなる助言をしていきました。

 

成果を実感し、第三者に評価してもらう

ご参加、約半年後に
以前からおつきあいのあるエステサロンに
久しぶりに行かれたとき、
エステシャンに、
「お肌がツルツルになっている!どうして?何をしたの??」
と聞かれたそうです。
事情を知らない第三者に
評価して頂けると嬉しいですよね。

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また、
「主人が会社の人に顔色が良くなった、と言われて喜んでいた」
と話されていました。

実はご主人(少し腹出)には
DNA Dietのことは何も言わず、
ただ、お昼は社食のまま朝食と夕食を変えているだけで、
お腹周りも落ち、
体調が良くなってきたとのことでした。

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無理なく、DNA Diet が実行できるようになる

その後は
「いつの間にか小麦を食べない生活に慣れてしまい
土日の小麦もなほとんどなくなりました。
小麦がないのは平気ですね~。
他にも美味しいものはたくさんあるし。」
と言われていました。

そう、体によいものが好きになる。
それが、この世の中には結構ある、ということが わかると、
「我慢」が要らないので、楽なのです。

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たった二つの助言で、わずか3ヶ月で軽快

さて、今度は多忙な57歳男性の医学部の教授を紹介します。

私の恩師でもあるこの教授は
以前からくしゃみをよくされていました。
私が研修医の頃の話ですから、
もう20年も前からの話です。
 
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さて、ある年末に一時帰国したときに、
この先生と1時間ばかりおしゃべりしました。

教授達がされている研究の話や、
私のしている栄養学の話など
飛ぶように時間が過ぎてしまいましたが、
ふと、この先生のくしゃみを思い出して、

私:そういえば先生、
  くしゃみよくするけど花粉症でもあるんですか?
教授:それがさー、花粉症だけでなく、
   この6-7年、喘息まであって、
   いつも吸入器を持って出張だよ~

と、吸入器を見せてくださいました。

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吸入薬とは喘息発作の時に、
避難的に使う薬です。

教授:健康に気を付けようと
   足踏み台も買ったんだけどね~。
   なかなか使う暇がなくて、使っていないよ。

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そこから、
・生活状況、
・ 食事状況、
・身体状況(好きな食べ物、アルコールの強さなど)などを
色々とお聞きしました。

教授:夜中の0時頃まで大学にいることも多く、
日が変わってから帰路につくことの方が多い。

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朝は6-7時頃から仕事をする。
海外を含めて1ヶ月に何度も出張がある。
この過密な生活状況は
今の時点ではどうやっても変えられない。
食事の時間はどうしても不規則、
アルコールは楽しみだから減らしたくない。

私:「体を健全化」するには色々制限がありますね・・。

でも、「小麦」を除く食事の中身はそれほど悪くない。
運動意欲もある。
お酒は生まれつき強いので、
アセトアルデヒド脱水素酵素はたっぷり作れそうだ。
飲むと言っても、「量が本物のお酒のみ」程ではないし
少々深酒になることもあるだろうが、
量をあえて制限するほどではない。
何より喘息に対する危機意識は高く意志が強い。

と判断し、2点のみに絞って提案しました。

私:「絶対」に
目に見える小麦を食べないで下さい。
絶対です!天ぷらもダメ。

アルコールはいいけど
ビールと麦焼酎は絶対飲まないこと。

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もう、このさい、
「調味料に入っている小麦がどうのこうの」、
「アルコールはこのぐらいに減らして」
なんてことは言いませんでした。

運動に関しても
足踏み台を週3回程度1回4分程度のみ
やってみてはとお話ししました。
つまり、1週間で12分です。

3ヶ月後
「今年の花粉症は軽く、
目がしょぼしょぼするくらい。
喘息は嘘のようになくなりました」
と連絡を頂きました。
その後もその教授は、
相変わらず深夜まで仕事をされ、
海外を含めて教授室の椅子を暖める暇もないくらい
精力的に飛び回っておられます。

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他の機能性医学の情報は何度かお伝えしましたが、

この先生にはあれやこれや細かいことは言いませんでした。
医学部教授として当然知っておられる
深い基礎知識があったからこそ、
私の話すことの重要性を一瞬で深く理解して
ガツンと実行されたのだと思います。

1人1人、個体差がある

あなたも色々な情報で
あれがいい、これがいいと言われそれを摂ったり、
これは止めてと言われて止めてみたり。

でも、なんだかいまいちだな~
と言うことがありませんか?

あるいは、私には難しい!と感じて諦める・・・。

医者から見たら極当たり前なのですが、
食事療法・生活療法は一通りではないのです。

例えば同じ糖尿病でも状態は
1人、1人、全く違います
また、その人の状況も
刻一刻と変わっていきます

最初はひどい糖尿病でインスリンの注射が
1日4回必要だった方が、
インスリンはおろか、
飲み薬まで要らない状況に変わることもあります。

こんな時に「通り一遍」のことをしていては
患者さんの状態は良くなるどころか
副作用で大変です。

その人に合わせた食事生活療法が必要で、
私はその人の体調・性格・生活状況に合わせて
最善の方法、次善の策などをお話ししていきます。

「良い生活」を続けることがストレスになっては
もはや良い生活とは言えませんから。
そのための手段が
DNA Diet and Lifestyle 遺伝子に沿った食事と生活です。

個体差を考え、あなたが健全な将来と明るく楽しい未来を手に入れるために
私が全力でお手伝いします。

世界に「あなたにあった健康法」はたった一つしかないのですから。

Akiko

DNA Diet and Lifestyleー遺伝子に沿った食事と生活ーの
健康プログラムの参加者を募集しております。
ご興味基本的な知識を得て頂き、
その方の生活状況、趣向に合わせて
食事・生活指導をしています。
ご興味のある方はまずは下記からビデオをご覧下さい。

是非、実践会でお会いしましょう!
プログラム詳細

他の参加者のご感想は

スライド4

今日も最後までありがとうございました。

またお会いしましょう!

<注意・免責事項>
ご自分の責任の範囲でご利用ください。
記載内容を利用し生じた結果について、当方では責任がとれませんのでご了承ください。

成功者とはその人だけに見える新事実を、実行することのできる人ではない。
誰もが見ていながらも重要性に気づかなかった旧事実を、実行する人である。ukosi

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