2.ウンコは1日2-3回必要なので増やそう。

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e-book「確実に健康になって人生を謳歌するための10の方法」
 は、もう読まれましたか?

まずは、「正しいことを知って、実行する。」
これが確実に元気はつらつになるための第一歩です。

タバコを止めなくて後で後悔する人はいますが、
タバコを止めて後悔する人はいません。
勉強しなくて後悔する人はいますが、
勉強して後悔する人はいません。

健康に関しては
正しいことを知らずに後悔する人はいますが、
正しいことを知って実行して後悔する人はいません
まずは、e-bookを読んでみて下さいませね。

さて、早速今日の本題です。

 1.ウンコは1日2-3回しよう 

あなたは1日何回ウンコをしていますか?
何日に1回ウンコをしていますか?
というのではなく、

「1日何回ウンコをしていますか?」
とお聞きしているのです。

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私はだいたい、午前中に1-2回しています。
それでも小学生時代以来、超便秘で、
「前にウンコをしたのは何日前だったっけ?」
というのが普通でした。
その上、切れ痔でした(汗)。
それが普通だと思い、
特に不便とも何とも感じていませんでしたが。

大人になってから10年くらい前までは、
トイレで踏ん張る時間的ゆとりも精神的ゆとりもなく、
いつも臭いおならを周囲に振りまいていました(汗)。
臭いおならと便秘は腸内環境の乱れの証拠ですが、
実際にいつも肩こりに悩まされ、
時々頭痛になったりもしました。
目覚ましが必要だったし、

朝の寝覚めも悪かったです。
原因不明のじんましんが出たこともあります。

なぜ、便秘はこうも色々な症状に関係し、
便秘は万病の元 などと言われるのでしょうか。

2.便秘の定義

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便秘の人は10年前より増えているとの統計がありますが、
そもそも便秘とは何でしょう?

便秘の定義は日本内科学会、日本消化器病学会、国際消化器病学会などで定義は様々ですが
例えば日本内科学会によるもの
「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」
に、日本および国際消化器病学会の定義を加味すると
「4回に1回以上は息まないと出ない」
「4回に1回以上はコロコロしている」

ではこれで本当に良いウンコが出るのでしょうか?
ヒトは普通2-3回食事をしているわけで、
1日1回であれば朝の食事分も夕の食事分も
その間半日位あるのにいっしょに出てしまうことになります。

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大腸菌やカビなどの微生物は
増殖速度が人の感覚では信じられないほど速いですから

それを37度前後で12時間も培養すると、
どのくらい増えるか、想像を超えてしまいます。

もちろん「善玉菌」も同様にしっかり増えてくれれば問題ないわけですが、
便秘をする人では、腸内細菌のバランスが崩れています。
そもそも崩れる様な食事や生活をするから腸内細菌のバランスが崩れ
便秘になるわけです。
朝食分と夕食分をいっしょにウンコで出す1日1回ではなく、
食べた回数分出る方がより理想的ではありませんか!

機能性医学を推奨する先人達
個人差はあるが、1日1-2回を理想としています

3.ヒトの体は毎瞬老廃物(不要な代謝産物)を捨てている 

ヒトは体に取り入れたものを利用し、
毎瞬毎瞬、
老廃物や不要物を出しながら生きています。

細胞内では
様々な化学物質が取り入れられ、
新しく作られ、
使われ、
出来た老廃物をできるだけ無毒化し、
捨てる、という一連の作業が瞬時に行われています。

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この過程は上の図のように複雑なので、詳細は省略しますが、
思い切って簡略化すると下の図のような感じです。

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一般的に子供や若い人はこの能力が高く、
ぐったり疲れた翌日も元気になっているのです。

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ヒトは加齢と共にこうした老廃物を
正しく細胞から捨てる力がどうしても落ちてきます。

これはヒトが生物である以上、どうしようもないことでもあります。
どんなに元気な100歳の人も赤ちゃんと同じ肌の人はいません。

しかし年齢の問題以上に、
悪い食事や生活で
取り込む毒の量が多いか、
栄養不足などで老廃物(代謝産物)の量が処理能力を超えると
こうした毒は細胞の中に蓄積し、
細胞はその能力を全力で発揮できなくなります。
時にはその細胞が死んでしまうこともあります(細胞死)。

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3.細胞の機能低下は全身の症状に直結 

一つ一つの細胞の機能の低下や細胞死は
結局は「全身の機能低下」に直結します。
例えば、精子や卵子の機能低下が不妊に直結するのは
想像に難くないでしょう。

筋肉の細胞や周辺の血管の細胞の機能の低下が
肩こり、腰痛、骨折
卵巣や精巣などの性腺細胞の機能低下は
月経痛、更年期障害、早朝勃起障害、
免疫細胞の機能低下が花粉症、喘息、アトピー、風邪
脂肪細胞の機能低下が高血圧や糖尿病
脳細胞の機能低下が呆けやうつ病
副腎細胞の機能の低下が
元気がない、疲れが残る、朝起きられない 
などという形で現れます。

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別に認知症と診断されていなくても
若い頃に比べると物忘れが多くなる、
瞬時の判断や反応が遅くなる、
ということがよくありますが、
こうしたこととも深く関わっています。

今、あなたにある体の不調は
花粉症も、
肩こりも、
更年期障害も、
血圧が高いのも、
朝元気がないのも、
仕事の能率が悪いのも、
若い頃より無理が利かないのも
ほとんど全てが、
この仕組みと関係しています。

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4.老廃物は主にウンコに出される 

さて、
こうした老廃物・不要物を出す方法としては、
呼気、
汗、
髪の毛、
おしっこ、
ウンコなどがあります。
その中でももっとも多いのはウンコと言えるでしょう。
それは、我々が、食べる限り、 宿命とも言えます。
食物は純粋な栄養の固まりではありません。
どんなに「綺麗で良い食べ物」
であったとしても
必ずその中には不要物が相当含まれています。
また、体で使った残りかすも
ウンコの中に捨てる場合がかなりあります。

つまり、よいウンコを毎日2-3回(食事回数分)することは
とても重要なことなのです。

最近とみに「腸内環境が大切」
と言われる所以です。

5.老廃物が過剰に貯まると実年齢よりも老ける 

もう一度想像してみて下さい。
排泄がきちんと出ず、
体中の細胞の中に老廃物がたまっているところを。

 
細胞の中で蓄積した老廃物は
一つ一つは微量ですが、
37兆個と言われる全身の細胞に蓄積すると
はっきりとした体調不良という形で現れます。

正しい生活習慣ではそれほど蓄積しないが

間違った食事や生活で老廃物増加、全身の細胞に大量に蓄積

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年齢の割に若く見えて、元気はつらつとしている人もいますし、
逆の人もいます。

参照:体内年齢は顔で推定可能
これは即ち現在の細胞の状況を表しているのです。
つまり、きちんと細胞の中の毒がウンコなどにきちんと排泄された状態か、
そうでないのか、ということです。

6.便秘は多くの病気の元 

さらに、便秘により
ウンコが腸内に長くとどまっていると
本来はウンコとして体の外に捨てられるべき成分が
体内に再吸収されてしまいます
吸収された毒素は血流に乗って全身に行き渡ります。

そしてそれぞれの臓器で問題を起こすのです。

21世紀のイリノイの真ん中でご機嫌に過ごす!ビデオ版

 

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「私は1日1回しかウンコをしないけど、
何の不便も感じていない」
などとのんびりしている場合でもなく、
「私は数十年来のひどい便秘で何をやっても治らない。」
などと、ため息をついている場合でもありません。

7.多くの便秘の人に共通すること 

さて、便秘の原因は人によって違い、
対策も人それぞれです。

古くからの分類では

痙攣性便秘
弛緩性便秘、
直腸性便秘、
他の病気に合併した便秘など

最近の分類では
ウンコの回数が減るもの(排便回数減少型)
ウンコを出しにくいもの(排便困難型)
なんて分類しますが、
色々なタイプがあります。

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でも、誰にでも当てはまる「基本中の基本」は
水分と線維です。

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そんなこと、知っている!
と思われた方。

もちろん、一口に水分と言っても
細胞の中に入りやすい水、
おしっこにじゃんじゃん出てしまう水、
色々ありますが、長くなるので今回は省略するとして
実際に水分をどのくらい摂っておられますか?

私の場合は、水分の多い野菜、果物類も
毎日たくさん食べますし、
たまに加熱した野菜だけで生野菜が少ない日は
かなり喉が渇くので、
いつの間にか水をたくさん飲んでいます。

多少塩辛いものや汗をかいたとき、
お風呂前後でも更に飲みます。

あなたも計算してみて下さい。

ただし、カフェイン入りの飲み物や
アルコールは利尿作用がありますから
計算に入れないで下さいね。

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線維が多い食べ物は皆さんもご存じですよね。
野菜や果物ですが、
もしかして、小鉢にちょこっと盛りつけられた野菜で
満足していませんか?
それでは話になりませんから、
小鉢なら10杯(笑)、
大きなボール皿で
1日2-3杯は食べて下さいね。
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8.おまけ

直腸の解剖学上の形を考えると
洋式のトイレって痔を作りやすく便秘を起こしやすいってご存じでした?
では理想的なウンコの仕方は・・・?
また、洋式での解決方法や詳しい話は実践会で解説しますね!

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次回は
「老化ではなく明らかな病気だから治療すべき状態」
多くの人が「これは老化だから仕方がない」と思っているけど、
実は老化ではなくて病気の始まり、ということは良くあります。
そんな大切な症状を取り上げます。

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今日も最後までありがとうございました。
またお会いしましょう!

<注意・免責事項>
ご自分の責任の範囲でご利用ください。
記載内容を利用し生じた結果について、当方では責任がとれませんのでご了承ください。

成功者とはその人だけに見える新事実を、実行することのできる人ではない。
誰もが見ていながらも重要性に気づかなかった旧事実を、実行することのできる人である。

Comments

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コメント

  1. 柴田弘子 より:

    松本先生いつもありがとうございます。今日のコメントの、うんこは一日に2,3回だしましょう、の言葉にそれでいいんだとうれしくなりました。わたしも以前から二,三回でていますので、出過ぎかなと気にしていましたが,正しかったのですね。嬉しくてうふっと笑顔がでてきます。有難うございます。