男女とも更年期障害(勃起障害や月経困難症も)は明らかな病気だから治療すべきである

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唐突に下ネタですが、

男性の方は毎日、毎朝、
オチンチンがビンビンにお元気ですか?

毎日、朝立ちが確認できると安心ですね。
(出来ない場合の簡易テスト
自宅で簡単に早朝勃起障害(ED)をお手軽に診断する方法

私は高校生の時、人生で一度だけ月経痛で
バスで泣きそうになったことがありますが、
女性の方は、これまで生理痛や更年期障害で
困ったことがありませんか?

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1.男女とも更年期障害(勃起障害や月経困難症も)は
明らかな病気だから治療すべき 

 

男女とも更年期障害と言えば、
性ホルモンが年齢のために減るだけで
「病気ではなく仕方がないことだ」

と思われていませんか?
(男性更年期障害については
勃起障害は病気の前触れ 等、他の記事を参照ください。)
生理痛は女性は
「1ヶ月に1回は仕方がないことだ」
と思われてきませんでしたか?

ところがどっこい、
機能性医学の世界では
月経痛や勃起障害を含め
更年期障害とは軽視してはならない重大な症状なのです。

どうしてか?

更年期障害がひどい人は男女とも
・心臓病や脳卒中などの心血管疾患 
・うつ病
・早期呆け
・ガン
・死亡 
・女性では骨折
など全てが増えるからです。
 

また、男女とも更年期障害のひどい人ほど
内臓脂肪がたまりやすい傾向にあります。

というわけで、
今回は男女の更年期障害という
病気治療法」をお話しします。

2.ホルモンは相互に作用し合っている

ホルモンとはそもそも体内薬のようなものなのですが、

更年期になると男女とも
男性ホルモン・女性ホルモンの分泌量が変化して、
「ホルモンバランスの乱れ」が起きてきます。

(早朝勃起障害や生理痛がひどい場合も
「ホルモンバランスの乱れ」があります)

そして、この乱れは
食事によって悪化・改善することができるのです。

ホルモン(やサイトカインと呼ばれる「体内薬」)は
まだわかっていないものも含めて山ほどありますが、
それぞれが独立して働くのではなく
全てがお互いに関係しあって働いています。

だから一つが乱れると
他のホルモンの分泌量や働きも崩れてしまいます。

3.インスリンの適切な管理は更年期障害予防の鍵 

そして、男性ホルモン・女性ホルモンのバランスを
大きく崩すホルモンの一つが
インスリンです。

インスリンの働きは詳しくは

metabo2
お父さんのためのメタボ講座2
 
で、復習して頂ければ幸いですが、
血液中の糖分を細胞に移動させるホルモンで、
急激に体に糖分が吸収されると、
ものすごーく出てきます。

糖尿病やメタボに深く関係しているホルモンですが、

同時にガンや様々な病気を起こしやすいホルモンでもあります。

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健全な人が健全な食事をした場合は、

インスリンは適度に分泌され問題を起こしません。

でも、健全な人でも

例えば、一度にパン、うどん、ケーキなどの糖の多いものを食べると

あまりにインスリンがものすごく出てくるので、
血液中の糖分は一気に細胞に移動して
「ほとんど空」になってしまいます。
これを反応性低血糖といいます。

そうなると
「さっき食べたのにもう空腹」
とか
「デザートは別腹」
という状況になってしまうのです。

デザートは別腹

ここで食べられないときは、
血液中の糖分は、ヒトにとってはあまりに大切であり、
低すぎると生命の危機ですので、
血糖を上げるホルモンが全身から出て、
筋肉などから糖分を作り上げます。
それが筋肉を分解するコルチゾルなどのホルモンや
戦闘態勢の準備をするアドレナリンなどですが、
うつになったりイライラしたりする原因でもあります。

(犯罪者の更正に食事療法を取り入れて、
上手くいっている「監獄」もアメリカにはあります。)

そして、またもや血液中に糖分が増え、
インスリンが出て
またまた下がる・・・。

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栄養学の世界では
「血糖のジェットコースター」と呼びますが、
このため、
女性ホルモンや男性ホルモンが大きく影響を受けます。
そして更年期障害などが悪化することになるのです。

4.インスリンの管理の仕方 

となると、することは単純。
「急激に血糖を上げるものを減らすこと」
これにつきます。

さて、急激に血糖を上げるもの、とは
・穀類でできたもの、
・砂糖のかたまり
これです。

この辺はe-bookの
「第一章 危険な食べ物を止めよう」を
読んで頂けると良いので、
もう一度読み直して下さいね。

つまり小麦・米・そばなどの穀類や
砂糖やブドウ糖果糖液糖などの入った
「偽物の食べ物」を減らせば良いのです。

もちろん、穀類を食べることが
精神的幸せにつながることもあるでしょう。

まずは全面的に「穀類断ち」をしよう!
などと意気込むのではなく、
減らしてみようかな~
と言うところから始めて下さい。

代わりに食べるものも
果物・ナッツ類、
糖分の少ないチョコレートなど色々ありますね。
もちろん、お肉も卵も魚も大いに結構。

白いご飯を炊くときも
ほんの10秒でできる工夫で血糖の上昇が穏やかになるという報告もあります。
おそらくは長粒種での報告だろうと思うので、
(こうした細かい技は実践会の参加者の方にはもれなくお伝えしています。)

太っていてインスリンが効きにくい(インスリン抵抗性)人も
過剰な穀類を止めるだけで
しばしば良い方に歯車が回ってきます。

これで、
今ある更年期障害・生理痛・早朝勃起障害だけでなく
将来の心臓病・呆け・ガンなど、まとめて予防してしまいましょう。

次回は「今日から絶対にすぐに実行すべき小さなこと」についてです。

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ご興味のある方はまずは下記からビデオをご覧下さい。
プログラム詳細

今日も最後までありがとうございました。
またお会いしましょう!

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記載内容を利用し生じた結果について、当方では責任がとれませんのでご了承ください。

成功者とはその人だけに見える新事実を、実行することのできる人ではない。
誰もが見ていながらも重要性に気づかなかった旧事実を、実行する人である

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