毛髪必須元素・毒性金属(毛髪ミネラル検査)の意味

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①毛髪検査:強く推奨します。
毛髪ミネラルの採取の仕方(日本語版)
毛髪検査 検体採取の仕方や注意点

(送料含まず$155) 

(推奨しませんが普通郵便での返送も可)
有機酸検査(OAT)をご注文の際は検査キットをお付けしますので、送料はかかりません。

毛髪中に排泄されるミネラルや重金属を測定する検査です。

体内のミネラルのバランスを推定でき、
水銀、アルミニウム、カドミウム、ヒ素、鉛などの有害金属の排泄能力、
マグネシウム、カルシウム、亜鉛、銅などのミネラルバランス、
腸内環境の状態、
ストレス度などが推定できます。

有害金属は、水、空気、染毛剤、食べ物などから体内に入り、
様々な症状や病気の原因になります。

必要なのは後頭部の髪の毛を根元から2-3cmです。
お勧めはしませんが、髪がない場合は陰毛でも代用はできます。

検査の結果は最初のページは日本語です。詳細説明は英語なので日本語訳をお付けします。
検査結果の見本
検査の方法
Invoice(下記を印刷するか添付の書類にご記入ください) invoiceの例
インボイスはコピーして計4枚にしてください

(書類に不備があると税関で止められるのできちんと記載してください)
検査のご注文等のご連絡は
連絡先 (ページ右下)
からお願いします。

毛髪毒性金属必須元素検査とは

髪の毛がおしっこやうんこの様に体内の不要物を排泄する場所であることを利用して
髪の毛の中に、どの位、毒性元素や必須元素が排泄されているかを調べる検査です。
どの位、出ているかを調べる検査であって、
残念ながら体内に入り込んで居座っている毒性元素や体内で活用されている必須元素の量を
直接測るわけではありません。

髪の毛はおしっこやうんこをするのと同じように、排泄器官の一つです。
毛髪のタンパク質は毛包で作られ、
その他の組織によって影響されにくく、様々な元素が髪の中に入れられます。
髪は毎月1-2cmほど伸びるので、
その期間の元素の状況を見ることができ、
必須ミネラルの代謝やどんな毒性金属が体内から排泄されているかがわかるのです。

特に血液やおしっこと比べると、
毒性金属は200~300倍に濃縮されていると考えられています。

心筋梗塞、喘息、うつ病、ニキビなどの様々な疾患と関係している
ヒ素、アルミニウム、カドミウム、鉛、アンチモン、水銀などの
毒性ミネラルの排出量を知ることはとても重要です。

特にアメリカ疾病予防センターは
子供では胎児の時にどれだけメチル水銀に曝されたかを予測する方法として
毛髪検査を推奨しています。

元素とは、宇宙を含め世界を構成する物質で、
金もプラチナもダイアモンドもみんな元素からできていますし、
酸素、水、地球、人の体などは全て元素で出来ています。

ちなみに、しばしば毒性元素のことを毒性金属とも言い、
必須元素のなかで炭素、水素、窒素、酸素以外の元素のことを必須ミネラルとも言います。

方法
髪の毛を採取する方法は簡単で、
後頭部の髪の毛を毛根ギリギリから2-3cm切って
必要な量を小さなジプロックに集めるだけです。

3か月に1度くらい検査が可能で、
約3か月間の髪の毛の中の元素を測定します。
どの毒性金属がどの位出ているのか、
必須ミネラルでは排泄量や他のミネラルとのバランスなどを見ていきます

返送用の封筒に髪の毛を入れてEMS(国際郵便)か普通にエアメール(航空便)で発送します。
航空便(普通のお手紙のように)で送ると、多分100円前後だろうと思います。
EMSは2000円位するそうです。
Fedexは必要ありません。

航空便の欠点は、途中で行方不明になった時に
困ること。

キットそのものは再送できますので、
検査本体にはお金はかかりませんが、
着払いの送料が再度かかります。
でも、それも300円程度だと思いますので、
航空便の方が経済的ではあります。
普通に送って、普通に届けば日数もそれほど変わらないと思います。
無くなった時に、再度髪を切る手間の問題があまり気にならなければ。

検査結果から
必須ミネラルがどの程度排泄されているかを見て体内での過不足を推定したり
毒性金属がどの程度排泄されているかを見て
体内にどんな毒性金属があり、またその排泄能力はどうか、
などを推定します。

毒性金属
アルミニウム、アンチモン、ヒ素、バリウム、ベリリウム、ビスマス、
カドミウム、鉛、水銀、プラチナ、タリウム、トリウム、ニッケル、
銀、錫、ウラン、チタンの17種類を測定します。

検査の見方で難しい点は
たくさん出ているからたくさん体内に貯まっている、
ちょっとしか出ていないから体内には少ししか溜まっていない、
と、考えられないことです。

実際に、毛髪中にたくさん出ていないのに、
体内にたくさんたまっている人はいます。
これは毛髪中に出す力がないわけで、
体から出す能力がなく、より深刻な状況と考えます。
もちろん、実際に体内に貯まっていなくて出ていない場合もあります。

必須ミネラル
カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、銅、亜鉛、
マンガン、クロム、バナジウム、モリブデン、ホウ素、ヨウ素、リチウム、
リン、セレン、ストロンチウム、硫黄、コバルト、鉄、
ゲルマニウム、ルビジウム、ジルコニウムの22種類を測定します。

これも多く出ていればよい、少なければよい、真ん中だったら良いと言えないのが
難しいところです。
カルシウムとマグネシウムのバランスがよいか、
リチウムとコバルトのバランスはどうか、
など色々な観点から見ていきます。

必須ミネラルの中でもマグネシウム、
亜鉛、クロム、モリブデン、マンガン、セレン、銅などの栄養素は
生きていくうえでとても重要な酵素に絶対に必要ですし、
様々なビタミンが働くためにも必要です。
これらのミネラルと毛髪中の濃度は
臓器やその他の組織の濃度と相関しているものもあります。

症状や他の検査と合わせて毛髪検査をすると、
とても有益な情報となります。

毛髪検査の欠点

ただ、毛髪はシャンプー、パーマ剤、髪染め、髪の脱色剤などの影響を受けやすいので、
そこはよく考える必要があること、
サプリメントを補充するのには毛髪検査だけでは不適切なことがあります。
なお、毛髪検査は診断目的で使うのではなく、
栄養アドバイスに役立てるために使用しますので、そこはご理解ください。

特に食事も生活もある程度良いのになかなか体調が良くならない場合、
毒性金属が体内で様々な邪魔をしている可能性は高いです。

例えば、水銀やヒ素によって睡眠が障害されたり、
鉛によって高血圧になったり、
水銀や鉛によって更年期障害がひどかったり、
タリウムによって髪が抜けやすくなったり、
水銀、ヒ素、アルミニウムによって記憶力が低下したり、
プラチナによって鼻水が出やすくなったり、
鉛やカドミウムによって骨粗しょう症になったりします。

また、毒性金属があることで必須ミネラルを過剰に使いますし、
必須ミネラルが足りないことで
喘息やアトピーなどのアレルギー症状が強く出やすい、
ボケの原因になる、
高血圧や更年期障害の原因になるなど様々な病気と関連しています。

検査しなければわからない

調べてみないと
自分の体内にどんな毒性金属があるのか、
必要なミネラルは過不足なくあるのかが
推定が困難です。

我が家では家族全員で調べてみたら、
全員に不足気味のミネラルもありましたし、
これは食べ物のせいでしょ~という毒性金属も
ありました。

検査結果を見て、食事やサプリメントを変えて再度検査してみると
出ているミネラルが変化していました。
当たり前ではありますが・・・・。

毛髪検査や他のバイオロジカル検査の結果によっては
栄養アドバイスが大きく変更することがしばしばあります。

理想的には
毛髪検査は3か月に一度程度再検査すると、
着々と変わる体内状況を推測し、
より精密な栄養アドバイスにできる可能性が高くなります。

費用はかかりますが、きわめて情報量が多いですので、
ぜひ、検査してみてください。

毛髪検査ではドクターズ・データ社からの検査結果、
その日本語訳と
元素によっては、私の注釈、
全体の解析、栄養アドバイスを
まとめてお届けします。
結果が出るのに約1か月位かかります。

アメリカからの送料が120円程度かかります。

また、検体の返送には
国際郵便で100~200円程度、
EMS(国際スピード郵便)では2000円?程度かかります。

検査をご希望の場合、
ohaioshinko@yahoo.co.jpにご連絡ください。

下記、サンプルの冒頭部分の一部です。

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