毛髪中の毒性金属、必須元素の検査(毛髪ミネラル)

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<毛髪毒性・必須元素検査(毛髪ミネラル検査)とは?>

髪の毛がおしっこやうんこの様に
体内の不要物を排泄する場所であることを利用して
髪の毛の中に、どの位、毒性元素や必須元素が排泄されているかを
調べる検査です。
どの位、出ているかを調べる検査であって、
残念ながら
体内に入り込んで居座っている毒性元素や
体内で活用されている必須元素の量を
直接測るわけではありません

<元素って何?>
元素とは、宇宙を含め世界を構成する物質で、
金もプラチナもダイアモンドもみんな元素からできていますし、
酸素、水、地球、人の体などは全て元素で出来ています。

ちなみに、しばしば毒性元素のことを毒性金属とも言い、必須元素のなかで炭素、水素、窒素、酸素以外の元素のことを必須ミネラルとも言います。

<毛髪検査の方法>
髪の毛を採取する方法は簡単で、
後頭部の髪の毛を毛根ギリギリから2-3cm切って
必要な量を小さなジプロックに集めるだけです。
3か月に1度くらい検査が可能で、
約3か月間の髪の毛の中の元素を測定します。
どの毒性金属がどの位出ているのか、
必須ミネラルでは排泄量や他のミネラルとのバランスなどを見ていきます。

検査結果から
必須ミネラルがどの程度排泄されているかを見て体内での過不足を推定したり
毒性金属がどの程度排泄されているかを見て
体内にどんな毒性金属があり、またその排泄能力はどうか、
などを推定します。

<毒性元素(毒性金属)検査項目>

毒性金属は
アルミニウム、アンチモン、ヒ素、バリウム、ベリリウム、ビスマス、カドミウム、鉛、水銀、プラチナ、タリウム、トリウム、ニッケル、銀、錫、ウラン、チタンの17種類を測定します。

検査の見方で難しい点は
たくさん出ているからたくさん体内に貯まっている、
ちょっとしか出ていないから体内には少ししか溜まっていない、
と、考えられないことです。
実際に、毛髪中にたくさん出ていないのに、体内にたくさんたまっている人はいます。
これは毛髪中に出す力がないわけで、
体から出す能力がなく、より深刻な状況と考えます。
もちろん、実際に体内に貯まっていなくて出ていない場合もあります。

<必須元素(必須ミネラル)検査項目>

カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、銅、亜鉛、マンガン、クロム、バナジウム、モリブデン、ホウ素、ヨウ素、リチウム、リン、セレン、ストロンチウム、硫黄、コバルト、鉄、ゲルマニウム、ルビジウム、ジルコニウムの22種類を測定します。

これも多く出ていればよい、少なければよい、真ん中だったら良いと言えないのが
難しいところです。
カルシウムとマグネシウムのバランスがよいか、
リチウムとコバルトのバランスはどうか、
など色々な観点から見ていきます。

<我が家では・・・>
家族で調べてみたら、
全員に不足気味のミネラルもありましたし、
なんでこんなものが?という毒性金属も
ありました。

検査結果を見て、食事などを変えて再度検査してみると
出ているミネラルが変化していました(当たり前だけど)。

毛髪中にどんなミネラルが出ているかというのは
やはり調べてみないとわかりません。
皆さんも一度調べてみて、
より健康になるための第一歩にされてはいかがでしょうか。

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