コロナ肺炎から心と体を守る方法①感染予防と発症予防(栄養素など)

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コロナ肺炎で亡くなられた方、闘病中の方、
ご家族の方にお悔やみとお見舞いを申し上げます。

大多数の医師の予想通り、
新型コロナ感染症は
市中感染症(誰でもがなり得る感染症)と化してきました。

もう、皆さん色々な情報を得ておられると思いますがまとめてみます。
感染予防と発症予防の面から考えてみましょう。

感染経路には飛沫感染と接触感染があります。

飛沫感染:
ウイルスを持っている人のくしゃみ、咳、つばなどにウイルスがくっついて、
それを他の人が口、鼻から取り込んでしまう、という感染方法
(マスクでウイルスの侵入を減らす)。

接触感染:
ウイルスを持っている人がウイルスが付いた手で周りのものに触りウイルスが付き、
それを触った別の人の手にウイルスが付き、
その手で口や鼻や目を触り粘膜から感染する、
という感染方法(手洗いでウイルスの侵入を減らす)。

現在のところ空気感染は否定的ですが、私はある程度あるのではないかと考えます。
空気感染の場合、普通のマスクではウイルスの侵入は防げませんが、
どんな感染経路であっても、侵入するウイルス量を減らす効果はあると思いますので
マスクを正しくつけることに充分な意義はあるでしょう。

付け方ですが鼻と顎まできっちり多い、
マスクをつけている時にマスクの外側を触らない。

マスクを外す時はひもなどを使い、マスクの表には触らない。

本来使い捨てなのですが、昨今の状況から、
通常の使い捨てマスクでも、洗濯して再使用するのはやむを得ないでしょう。

また、マスクがない場合、マフラーなどで鼻と口を覆うのもある程度効果があります。

手作りのマスクを作る方法も動画で出ていますから参考にされるといいでしょう。

素材によってはサージカルマスクほどの効果はないでしょうが、
上手に付ければもマフラーも自家製マスクでも、
ウイルスの侵入を減らしたり
口や鼻などの気道を乾燥から守り、吸う空気を温め、
保湿保温効果でウイルスの増殖を遅くしたり少なくする効果が期待できます。

なお、咳をするときは手で覆うのではなく、肘当たりの腕で覆ってください。
手で覆い、その手でものに触ると接触感染を広げます。

手洗いは「きらきら星」を歌う程度はしましょう。
マスクをつける前、マスクを外した時は手を洗うのも大切です。

潜伏期間は3日から3週間以上と幅があり
無症状の人もウイルス量は症状のある人と同じくらいあり、
感染を拡大させていることから、
自分も家族も隣の人もみんなウイルスを持っているかもしれないと想定して
行動した方が良いでしょう。

重症・軽症にかかわらず約80%は、ほかの人に感染させていないと考えられています。

ただし、屋内の閉鎖的な空間で至近距離に感染者がいる場合、
1人の感染者が複数の人に感染させていますので、
これまで報告されている場所の他に、
電車、ゲームセンター、カラオケ、ネットカフェ、駅などの喫煙コーナー、パチンコ店、
そして医療機関も危ないでしょう。

休校になった代わりにカラオケやゲームセンターに行っている場合ではありません。

電車に乗るときは、できるだけ扉が何度も開閉する各駅停車が望ましいでしょう。

ちなみに、タバコを吸う人は重症化しやすいことがわかっています。

また、部屋の換気はこまめにするのが良いでしょう。

次に発症予防についてです。

免疫力に関係することには
栄養、腸内細菌叢、睡眠、普段の運動、精神的身体的ストレスなどがあります。

精神的ストレス管理については任脈・督脈・肺経を整える方法など別に紹介します。

栄養に関しては、

  • 20分に1回程度水を飲む。
    粘膜を常に潤すためですが、余分な神経伝達物質を水で洗い流すという意味もあります。
    カフェインのないハーブティーなどでも良いでしょう。
    タイマーをかけたり、手元にボトルを置いて飲むと良いでしょう。

免疫力を維持するためには
タンパク質、ビタミンC、ビタミンD,マグネシウム、亜鉛などが必要です。

蛋白質は良質のお肉や卵、天然物の魚介類で摂りましょう。
目安は60kgの人は60g位。動物性食品ではタンパク質は20%位なので300g位が目安です。

ビタミンCは1日2-3g。
イチゴや柑橘類、キャベツや青梗菜など植物性食品にたくさん含まれています。
水に溶けやすいのでできるだけ調理せずに食べると良いでしょう。

ビタミンDは2000単位位。
魚やレバーなど動物性食品に多く含まれます。

マグネシウムは200-500mg位。
海草、野菜、魚介類などに多く含まれます。

亜鉛は15~30mg位。
牡蠣などの魚介類、牛肉、レバーなどに多く含まれます。

ω3は1-3g。
魚に多く含まれます。

追加)セレン 100ug 
セレンはブラジルナッツに多く含まれます。
ブラジル産のセレンなら1個だけ、
セレンが少ない土壌で生産したものはセレン含有量が少なく、
普通2個、最大6個まで。
(セレンは摂り過ぎも危険ですので)
セレン含有量に関して

セレン以外は簡単に食事で摂れる量ではないので、
サプリメントを使うのも一つの方法でしょう。

サプリメントも質が色々あります。

私が使うことのあるサプリメントで日本でも比較的手に入りやすいものは
下記です。

 ビタミンC      長時間作用型 ビタミンC

  

ビタミンD+K

ビタミンD

クエン酸マグネシウム

塩化マグネシウム

亜鉛ピコリネート 15mg

亜鉛ピコリネート30mg

オメガ3脂肪酸

オメガ3脂肪酸とビタミンD

プロバイオティクス

   

健全な腸内細菌を育てるためには、水溶性の線維が必要です。

果物、イモ類などに多く含まれます。
ただし、

水溶性線維の多い食べ物で

お腹の調子が悪くなる人(SIBOの人など)もいますから、
注意してください。

プロバイオティクス:
細菌そのものを食べるのも良いでしょう。
納豆などの発酵食品です。

睡眠不足では全ての感染症にかかりやすくなります。
年齢にもよりますが、8時間程度の睡眠を確保するようにしてください。

運動は、できる人は短時間に

息が上がる強い運動をするのが効率的です。
20秒モモ上げ、10秒お休みを8回程度繰り返したり、

20秒スクワット、10秒お休みを8回繰り返すなど

ちょっとでいいのでしてみましょう。

Tabata で調べるとyoutubeなどに動画がたくさんあります。

朝一番にすると体が温まって免疫力が上がるかもしれません。

また、腸内細菌はストレスにも強く影響されますので、
経絡を整えるのは大切です(別に解説します)。

でも、何と言っても風邪の症状がある場合は
勇気をもって仕事を休むこと!

私の息子は乳製品で鼻づまりが起きますが、
(風邪とは違うと思いましたけど、学校を休ませました)

「あの人が悪い」、「あの時政府がああするべきだった」

などと言っても解決にはなりません

(反省は大事だけど)。
淡々とできることをしていきましょう。

下記もどうぞ

新型コロナウイルス感染症から心と体を守る方法②矢状縫合を開いてストレスを解消

新型コロナウイルス感染症から心と体を守る方法③任脈督脈∞

風邪症状があったらどうする?コロナなの?風邪なの?どう対応したらいいの?

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