アップルビネガー

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アップルビネガーはそれほどビタミンはありません。
それほどミネラルもありません。

では何故良いのか?

酢酸がいっぱいだからです。
身体がアルカリになりすぎるのを防ぐのです。

あれ?身体が酸性なのがいけないんじゃない?と思いますよね。

全ての臓器は違うお好みのpHを持っています。

だから一般的には血液のpHを考えるわけですが、
これが、普通に採血するとすぐに酸化されてデータが狂ってしまいます。
だから症状で判断するしかないのです。

血液は正常では若干アルカリなのですが、
過剰にほんのちょっぴりアルカリになっているという
先生もいます。

(私も血液のpHを調べる検査はしましたが、
多くの人が救急疾患に近い状態だったので、
参考にならないなぁ・・・。覚えてもいないし。)

これを正常化するとミネラルの移動、
酵素の働きの向上、
甲状腺の刺激による代謝の上昇(減量)など
色々な効果があります。

酢酸はかなり強い酸で、pHが2.5位です。
胃酸とほとんど同じです。
酸で胃液を助けてくれるので、胸焼け、消化不良などのある人にとてもよいのです。
胸焼けや消化不良は胃液が足りないから起きるからです。

(胸焼けの原因は胃液が胃の外(食道)に漏れることであって、
胃液の出過ぎではありません。
よく、胃液過多なんて言いますが、真っ赤な間違いです。)

日本人に多いピロリ菌感染でも胃液の分泌は悪くなるので、
外から酸を取り入れることがより必要です。

例えばカルシウムが吸収されるには充分、胃で食べた物が酸性になって
カルシウムと結合したものから離れないといけないのですが、
それが出来なくなって、変なところにカルシウムが沈着し、
関節、眼、神経などに貯まり、身体が硬くなったり、血管が硬くなったりするのです。
腎結石、胆石、歯石など、全身のアルカリ化の症状なのです。

また、
ストレスホルモンであるコルチゾルも身体のアルカリ化の大きな原因の一つです。
アルカリ化を調整しようとしてカリウムを体外に出してしまうと、
高血圧、便秘、体力低下、不整脈などの原因になりますが、
アップルビネガーはこの働きを予防し、過剰なアルカリ化を防ぎます。

タンパク質摂取過剰になると強アルカリ性のグアニジンが多くなってしまい、

また、50歳も過ぎると胃液の分泌は悪くなります。
痙攣などの症状を起こしやすくなっててしまいます。
こうした時にもアップルビネガーは役に立つのです。

アップルビネガーが効く症状

眼の周りのピクピク、足のつり(カリウムが正常化するから)、
肥満 (甲状腺刺激作用)
肩凝りや疲労回復(酢酸やリンゴ酸、クエン酸による代謝の活性化)
消化不良・胸焼け・便秘

使い方

私自身ははサラダにレモンとアップルビネガーをドボドボかけて、
少々のワインビネガーで味をしっかり付けて、
まず最初にサラダとそのお汁から食べ始めます。

しかし、ピロリ菌やストレスがあって胃液が低下している場合はこの程度では効きません。

毎食直前

アップルビネガー10ml +綺麗な水100-200mL

(+レモン汁 5ml+ショウガすり下ろし少々)

注)10ml中カリウムは22mgくらいあります。腎機能の悪い場合は

主治医にご確認下さい。

という使い方がよいです。

でも、なんでもないときにこれを飲んで口を放置していると、
歯のエナメル質が溶けて酸蝕歯になっちゃいますから、
必ず食事で酢酸の酸を中和しましょう。
噛むことで唾液が出て中和します。

これで、症状が改善するようなら続けて下さい。

1-2週間試してみて、
全然関係ないなら胃液が充分出ていると考えられるので、不要です。

では、どんなリンゴ酢が良いのか?

必ず有機で生のものを選んでください。
わざわざお金を出したものが低品質だと目も当てられませんから。

  これは私もよく使っています。

下記のものはわかりませんが、良さそうに思えました。

  

味に慣れないかもしれませんから、
最初は小さな瓶が良いかもしれません。

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