オーソモレキュラ医学とは、人の体に必要な栄養素を最適の量にして
病気の予防や治療を行う医学です。
私の勉強している「機能性医学」の一部分という感じです。
さて、このオーソモレキュラーを昔から提唱されている柳澤先生が
新型コロナウイルス感染症に対して
栄養学的な感染予防(発症予防?)の方法の見解を
3/3に発表されました。
下記、文献と共に概略を紹介します。
ビタミンC 3g (発症した場合は6時間までは1時間ごとに1g、以後1日3回)
ビタミンD3 2000単位
亜鉛 20mg
セレン 100ug
マグネシウム 400mg
です。
特に
ビタミンC
ビタミンD3
亜鉛
は重要、としています。
私が推奨する栄養素とそれらが多い食べ物、具体的なサプリメントは
コロナ肺炎から心と体を守る方法①感染予防と発症予防(栄養素など)
にまとめていますが、
セレンに関して付け加えておきます。
セレンはブラジルナッツに多く含まれます。
ブラジル産のセレンなら1個だけ、
セレンが少ない土壌で生産したものはセレン含有量が少なく、
普通2個、最大6個まで。
(セレンは摂り過ぎも危険ですので)
セレン含有量に関して
<参考文献>
ビタミンC
J Manipulative Physiol Ther 1999; 22: 530-533
Chest 2017; 151: 1229-1238
ビタミンD
PLOS One 2010; 14: 5: e11088
亜鉛とビタミンC
J Intern Med Res 2012; 40: 28-42
下記もどうぞ
新型コロナウイルス感染症から心と体を守る方法②矢状縫合を開いてストレスを解消
新型コロナウイルス感染症から心と体を守る方法③任脈督脈∞
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